大原真穂

Maho Ohara

大原真穂は、3歳の頃よりエレクトーンを、13歳の時に中学校の吹奏楽部でクラリネットを始めた。埼玉県立大宮光陵高等学校の音楽科にて西尾郁子氏のもと本格的なクラリネットの勉強を始める。東京の桐朋学園音楽大学で元新日本フィルハーモニー主席奏者の鈴木良昭教授のもと学士号を取得。第31回ヤマハ新人演奏会に同大学の推薦の元出演。

その後ドイツに渡りマンハイム州立音楽舞台芸術大学のヴォルフハルト・ペンツ教授の門下生となる。彼女は2016年にトップの成績で修士号を取得した。彼女は2018年よりPOBオーケストラ・ミュンヘンのクラリネットセクションの常任メンバーを務めている。

オーケストラの演奏家としての活動に加え、室内楽奏者としても積極的に活動している。彼女はこれまでにドイツ、日本、スイス、アメリカの国際室内楽コンクールで複数の優勝を獲得した。大原真穂は、ニューヨークのカーネギーホール、ミュンヘンのヘラクレスザール、東京文化会館などの著名なホールで演奏経験がある。

2020年から2022年まで、インゴルシュタットのシモン・マイヤー市立音楽学校でクラリネット教師として教えていた。